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リーダーシップと聞くと何を思い浮かべるでしょうか?

スティーブジョブズ、孫正義、麦わらのルフィ、総理大臣、なんとなく強いリーダーを想像するかもしれません。一方で最近では全員がリーダーシップを発揮するチーム作り、なんて言われたりすることもあります。そして、「全員がリーダーになったらまとまらないだろう」、と多くの人がもやもやすることになるのです。(笑)

このもやもやはリーダーシップに対する考え方が違うことから引き起こされます。

多くの日本人にとってリーダーシップとは、チームや集団を先頭に立って引っ張っていく人や土台を支える屋台骨になるような人です。組織によってリーダーのタイプは異なるかもしれませんが、共通するのはチームに一人という点です。テスラモーターズのリーダーはイーロン・マスクで、それ以外のリーダーは聞いたことがありませんよね。

この反対となるのが、欧米式の考え方です。欧米ではリーダーシップを「問題解決の役割」と考えます。問題解決するための役割なので、問題に関わるすべての人がリーダーシップを発揮するべきと定義されます。これができるのは、仕事が区分けされており、自分の責任範囲が明確になっているためです。逆に言うと、仕事の範囲や権限が曖昧な日本企業では、問題解決の役割も曖昧なので、欧米式のリーダーシップを適応するのは極めて難しいです。にもかかわらず、日本で「全員がリーダーシップ」というコンセプトだけが先走ってしまっているのは非常に残念です。

 

Lead Careerでは、リーダーシップ=問題解決の役割と考えると同時に、日本人にあった問題解決の役割として、➀行動者、➁アクティブフォロワー、③反対意見者、➃調整者と定義しています。一個ずつ補足していきましょう。

まず、行動者とは何か行動を起こし始める人です。ビジネスアイデアや改善点を提起する人というとイメージが付きやすいと思います。次に、アクティブフォロワーとは行動者に積極的に賛成して、企画立案に向けて一緒に動いてくれる人です。反対意見者とは、行動者・アクティブフォロワの提案について反対意見や問題点を指摘する人です。ここで大切なのは、あくまで提案をより良くするために反対意見を出すのであり、提案を止める・潰すことを目的に反対意見を出すことは避けなければならないということです。反対意見者となる人は、自分の意見が建設的かどうかを常にチェックするように心がけましょう。

 

最後に調整者になりますが、調整者は日系企業でよく使われる、事前のすり合わせや根回しといった意味での調整とは少し異なります。新しい提案や流れは組織の20%の人が賛成すると進むと言われていますが、この20%を作り出す役割をする人が調整者です。仮に積極的に関与していなくても、「〇〇さん、すごく頑張っているよね。応援したいよね。」と、裏で応援者を増やす働きかけをしてくれる人はどこの組織であっても重宝されます。

Lead Careerでは、プログラムの中であなたにあったリーダーシップタイプを分類するとともに、その役割が組織の中でどう作用するのか、ロールプレイで経験する機会を提供しています。ぜひ、ご受講をお待ちしています。

漫画で読む!Ledershipとは?

そのために、リーダーシップを4つに分類しているよ。

・行動者

・アクティブフォロワー

・反対意見者

・調整者

自分がどんな役割をチームの中で担うかを​理解して、

言葉で説明できることが大切なんだ。

Lead Careerをお勧めする人

Lead CareerのプログラムにLedershipって出てくるけど、

​キャリアと何の関係があるの?

自己分析に悩む人
キャリアコーチングを疑う人

んー。わからないなぁ。

​そもそも、僕はリーダーになりたくない!

僕はぐいぐい引っ張っていくような

タイプじゃないんだよなー。

へー。リーダーシップって色々な種類があるんだね。ぐいぐい引っ張っていくだけがリーダーシップだと思っていたよ。

Lead Careerに納得する人

自分にリーダーシップがあるなんて考えもしなかったわ!新しい発見になりそうでわくわくする!

Lead Careerのサービスに安心する人
Lead Careerをお勧めする人

Lead CareerではLeadershipを「問題解決の役割」と考えているよ。カリスマ性のあるリーダーじゃなくて、「チームで仕事をするうえで、自分がどう振舞うか」をリーダーシップと呼んでいるんだ。

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